パナソニックの食洗機「NP-TH4」を設置してみた――経済性は手洗いよりも良いらしい?

221023 パナソニックの食洗機「NP-TH4」を設置してみた――経済性は手洗いよりも良いらしい? 生活費
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食洗機(食器洗い乾燥機)を買いました。1週間前まではこんなことを言っていたけれど。

最初のツイートに対して、「役立つよ!」という声が多かったので。

現状の生活では、食洗機はないと困るほどではなく、家族が増えたりして生活が変わった場合に検討しようと思っていました。でも、実際に生活が変わったときに、どの製品を買うか検討し、スペースを割いて設置し、そして使い方を覚えるというのは結構大変ですよね。

あって困るものではなく、使用期間・使用頻度を考えれば高価格というほどでもないので、そのうち買うなら今買ってしまおうと考えて導入しました。

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買ったのはパナソニックの「NP-TH4」

食洗機はビルトイン型と卓上型(据置型)がありますが、検討したのは卓上型の食洗機です。設置可能なスペースの都合と、最もよく使う26cmの大皿を洗えないとあまり意味がないことをふまえると、検討対象になったのは実質的に次の3つでした。

パナソニック 食器洗い乾燥機 食洗機 ナノイーX搭載 ホワイト NP-TZ300-W
パナソニック(Panasonic)
菌を洗い流す※1「ストリーム除菌洗浄」を洗浄全コースに搭載
50 ℃以上の高圧水流により、洗浄行程で食器をしっかり除菌※1します。
※1「乾燥のみ」の設定時は除菌できません。<除菌の試験内容>●試験機関:(一財)日本食品分析センター ●試験方法:寒天平板培養法 ●除菌の方法:加熱高温水噴射方式 ●除菌の対象:庫内食器類 ●試験結果:99%以上の除菌効果。除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります。試験成績書発行年月日:2020年1月17日 試験成績書発行番号:第19140845001-0101号
パナソニック 食器洗い乾燥機 食洗機 ホワイト NP-TA4-W
パナソニック(Panasonic)
リバーシブルエリアで鍋や約34 cmの長皿もスッキリ置ける。
右上カゴを反転させれば、フルフラット仕様になり、鍋などの調理器具も入れやすくなります。
さらに付属のプレートホルダーを使えば、約34 cmの長皿も5枚(※上段4枚、下段1枚)セットできます。

詳しく知りたい人はそれぞれの商品紹介を見てください。デザインと機能が違います。が、わが家の場合は……

真ん中の価格で、色は上がベージュのやつにしよう! 洗濯機と同じ色だし。

という理由で、中位モデル「NP-TH4」のうち、冒頭のツイートの色のものをお迎えすることになりました。洗濯機もパナソニックで、これもうなぎんが選んで同じ組み合わせの色でした。

最上位機種「NP-TZ300」については、「新築のピカピカの部屋に置くわけじゃないからスタイリッシュすぎるデザインに違和感がある」(うなぎん)という理由で却下。

なお、エントリーモデルの「NP-TA4」ができる機能でも問題はなく、実際にその設定で数回使った感じではとてもきれいになりました。魚焼きグリルや相当汚れた鍋などを洗う場合に多少の差が出るかもしれませんが、普通に皿を洗うだけなら最廉価版で十分です。

検討の経緯は大して参考にならないように思いますが、「機能が満たされていて」「予算に問題がなければ」、長く使うものですし、キッチンから丸見えになるので気に入ったものを買いましょうということです。

価格はどの店舗でも同じになるメーカー指定価格での取り扱いで、今回は実物を見た業者で購入しました。

少しでもお得に買いたい場合はAmazonや楽天などのECサイトで買えば、ECサイトのポイントは付与されます。また、型落ちモデルがあったり、ごくわずかに安く出品されていたりすることもあるようです。

設置は自分で簡単にできた

買った食洗機の設置は自分で行いました。設置するには、設置スペースのほかに、電源・アース・水栓が必要です。

電器店などで頼めば有料で設置してくれますが、難しくはないので自分でできます。

水栓は通常は分岐水栓を使いますが、わが家のキッチンにはお湯・水の混合水栓とは別に、使っていない単水栓があり、それを洗濯機用の給水栓に取り替えました。洗濯機も食洗機も、給水栓の形状は同じ規格です。分岐水栓は価格が高いので、分岐の必要がなければ全自動洗濯機用のもので十分です。

私は「誤って買った」という未開封品がメルカリに出ていたので、1,500円でこの水栓を買いました。

余談ですが、物件を買った時には、この水栓のハンドル付近から水漏れが発生していたことも理由に、20万円を値引きしてもらった経緯があります。この「水漏れで値引き」という特大の仕事を果たしてもらって以来、この水栓は元栓から止めていて1回も使う機会がなかったのですが、パッキンを入れ直したらその水漏れも直り、給水用に使えるようになりました。

邪魔かつ水が漏れる無用の長物だと思っていたキッチンの単水栓に、値引き以来また感謝する日がくるとは。

物件購入時の値引きだけで今回の食洗機2台分以上ものコスト圧縮に貢献してくれた謎の水栓ですが、水を流すという本来の仕事をする大活躍を見せてくれました。

◆価格交渉は不動産仲介業者が頑張ってくれたのかもしれない。

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経済性は手洗いより良いらしい?

さて、家計に関する費用の点では、メーカーの宣伝では、電気代はかかるものの、水・ガス・洗剤の節約で手洗いよりも経済性がよいとされているそうです。具体的には、5人分の食器で1日2回運転(汚れのレベル中程度)とすると、下表のように年間1万8600円の食洗機のほうが有利と試算されています(パナソニックのパンフレットより)。

洗剤 水道 ガス 電気 1回合計 年間合計
食洗機 3.6円/回 2.9円/回 20.8円/回 27.3円 約20,000円
手洗い 4.9円/回 19.6円/回 28.4円/回 52.9円 約38,600円

これは知らなかった……! でも実際のところはどうなのでしょうね。時短かつ経費節減となればうれしいですが、2人分だと運転の回数やレベルを調整しないと、コスト増になるかもしれません。

今回の投資が約9万円なので、仮に6年使う場合は年間1万5000円(月に1,250円)、9年使えれば年間1万円(月に833円)のコスト節減になれば単純に得ということです。「手間の軽減」も勘案すれば、食器洗いが多い家庭ほど有効なお金の使い方です。

このようにして「時短家電」の1つである食洗機がわが家にやってきましたが、食器の枚数が少ないうえに、固体の汚れは食洗機に入れる前に取り除いたり、きれいに並べて入れたりする必要があるので、慣れていない現状ではそんなに作業時間は短くなっていない気もします。

ですが、シンクの混雑が緩和されたので、非耐熱ガラスや漆器・木製器といった手洗いする分がだいぶ楽になりました。このあたりが快適になっただけでもまずはよかったです。

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