20代の「自由に使えるお金」を消費・投資にどう配分していくか

211110 20代の「自由に使えるお金」を消費・投資にどう配分していくか私の投資戦略
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2021年10月に都市部に住む20代を対象に「自由に使えるお金」に関するアンケートが行われ,結果がウェブ上に公開されています。

調査対象は300人で,ネットでの1回きりの回答であることから,必ずしも信頼性は高いとは言えません。それでも世代を絞った調査結果はなかなか興味深いです。

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20代の半数以上は毎月3万円以上の余裕がある

この調査での「自由に使えるお金」とは,生活費や家賃,返済などを除いた余剰資金を指しています。要するに,娯楽やぜいたく品,必要最低限を超える交際費などを含むと考えられます。

20代の8人に1人にあたる13%が,自由に使えるお金が「月に10万円以上ある」と回答しています。一方で,5人に1人にあたる20%は「1万円未満」と回答しました。

私としては,毎月10万円以上の余剰資金がある人が思っていたよりも多かったです。年間にすれば120万円超ということですね。人によってかなりの格差があります。

20代はそれ以上の世代と比べて給与の差が小さく,資産所得も少ないです。そのため,支出である「生活費や家賃,返済など」に大きな差の要因があるのでしょう。背景は公開されていませんが,実家暮らしで生活費・家賃の支出が少ない人は余剰資金が大きくなりそうですね。

また、回答の中央値は「月に3万円~5万円」のなかにあります。20代の半数以上は毎月3万円以上,自由に使えるお金があるということです。

20代も多く活用している「つみたてNISA」の非課税投資枠は毎月3万3333円(年間40万円)です。調査結果をみると,この金額設定は妥当と言えそうです。少なくとも半数が投資可能なので,「金持ち優遇」ではないでしょう。

もちろんそれを全部消費に回す人もいれば,一部を貯蓄する人,投資にも回していく人とさまざまです。次回は余剰資金の使い道の調査もしてほしいですね!

まずは余剰資金の半分を目安に将来への投資へ回そう

20代は就職や結婚,趣味,勉強などを含めて,職業選択や人間関係を構築していくために重要な時期です。

そろそろ20代を終える私が振り返っても,「いましかできないこと」が本当にたくさんありました。気になったことにお金や時間を投じていくのは大切です。それによる貴重な出会いも経験もありました。

しかし忘れてはならないのは,いまの余剰資金は「将来の生活費」でもあるということ。とくに,退職したあとの生活費は,それまでの貯蓄・投資に多くを頼ることになります。

資産運用では,運用期間が長くなればなるほどより多くの運用益を期待できます。したがって20代のうちに投資資金を作っておくことは,それ以降に投資を始めるよりもアドバンテージになります。

そうなると,「いま使うお金(消費)」と「将来のために運用するお金(投資)」の2つのバランスのとり方が重要です。

そのバランスは人によって異なってよいのですが,「消費:投資=5:5」をまずは入り口として始めてみてはいかがでしょうか。

平均値に近い月に3万円の余剰資金があるとすれば,1.5万円はいまの楽しみのために使い,残る1.5万円は将来にとっておきます。仮に毎月1.5万円を積み立てていけば,40年間働く場合は退職までに720万円の元本ができます。これを運用していけば老後資金の大部分は確保できます。

定番の考え方として,「収入の1割を貯蓄・投資する」という方法があります。1.5万円というと収入の1割よりはやや少ないです。

目標を徐々に引き上げるのも良いですし,運用期間が長く取れるぶん,スタートはやや少なくても十分であるともいえます。老後が遠い20代のアドバンテージを生かしながら,その割合を試行錯誤していくのがよいでしょう。

私は現在,「消費:投資=2:8」くらいになっています。余剰資金が多いうちに,なるべく積み上げておく方針です。

もちろん,どのくらいの資金を将来に回しておくべきかは,人生の資金計画に直結する話です。将来にお金が足りなくならないように,1年に1回でも,定期的に点検しておくと安心です。

◆運用方法は私はインデックス運用でよいと考えて実践しています。

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