手数料がこんなに違う! iDeCoの金融機関をどう選ぶ?

iDeCo

本記事では,iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)口座を開設する金融機関の選び方を私なりに解説したいと思います!

仕組みやメリット・デメリットをまずは知りたい! という方はこちら。

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本記事ではiDeCoを運用する金融機関の選択で気をつけたい点を解説します!

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iDeCoの金融機関を選ぶときの3ポイント

iDeCoを始めるときはiDeCoを取り扱う金融機関(証券会社,銀行)から1つを選び,その金融機関にiDeCo口座を開設する必要があります。

iDeCo口座は複数の金融機関に開設することはできません。途中で運用機関を変えることはできますが,移管手数料がかかってしまうので,最初の運用機関の選択は重要です。

どの金融機関も勧誘を行っています。比較検討してからの申込みをおすすめしますよ!

※なお,取扱金融機関はNPO法人確定拠出年金教育協会のiDeCoナビに一覧になっています。客観的な情報がまとまっていますので,基本はここから選びましょう。

◆金融機関を選ぶポイント◆

1)口座管理料が安い

2)運用商品が充実している(運用したい商品がある)

3)受取時に年金と一時金を選択・併用可能

口座管理料が安い

長期投資を行う上で最も重要なのはコストを減らすことです。

iDeCo開始に当たって考慮すべき代表的な手数料は

  • 加入時にかかる手数料(2777円~,かかるのは1回きり)
  • 運用期間中の手数料(積立あり:167円~/月,積立なし:64円/月~)

の2つです。(他に移管時の手数料や受取時の手数料がありますが,どの金融機関でもほぼ同じです)

特に,運用期間中の手数料は毎月かかるものです。積立ありの場合,手数料は167円~617円と450円の差があります。450円の差でも30年間で考えればその差は16万2000円

必ず運用期間中の手数料が安い金融機関から選びましょう。

私はもちろん167円の金融機関から選びました。それでも,拠出上限額が1万2000円なので拠出額の1%以上を取られているのは痛い……。もちろん圧倒的な節税効果があるので,最低拠出額の5000円でもiDeCoは行ったほうがよいです。

運用商品が充実している(運用したい商品がある)

運用期間中の手数料が安い金融機関に絞り込んだら,次は運用商品で選びましょう。

運用は定期預金(元本保証)と投資信託(国内外の株式,債券,リート,金などのコモディティなど)があります。

一般的には証券会社のほうが銀行よりも品揃えがよい印象です。後から選びたい!となる可能性もあるので,証券会社の口座がおすすめです。

受取時に年金と一時金を選択・併用可能

これは必須ではありませんが,一時金と年金が併用できる場合,受取時に払う税金を最小に調整することができます。できれば併用可能な金融機関を選びましょう。

私の選んだ金融機関は併用可能です(でも,受給は30年以上なのでどの金融機関も対応するかもしれませんね)。

番外編)相談しやすい「なじみの金融機関」

しかし,迷う場合は商品ラインナップが充実していて管理手数料が最低水準の大手ネット証券(SBI証券,楽天証券,マネックス証券など)から選択するのが無難です。口座開設もネットからかんたんに資料請求できます。

申込の流れとアドバイス! 「個人払込」がおすすめ

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3つのポイントを参考にネットや店舗で情報を得たら,金融機関のウェブページから資料・申込書類を請求しましょう。この段階では1つに絞る必要はありません! 私は楽天証券とSBI証券,みずほ銀行に資料請求して,届いた資料のわかりやすさなども見ながら決めました。

ウェブからの申込後,数日で資料が郵送されてきます。

  • 「個人型年金加入申出書」(1号~3号被保険者用がありますので,該当するものを使用)
  • 「2号加入者に関わる事業主の証明書」(公務員や企業年金に加入している会社員の場合)
  • 「個人別管理資産移換依頼書」(企業型確定拠出年金からの移換も行う場合)

などを提出します。

この他には金融機関によって申込必要書類が若干異なる場合もあります。みずほ銀行はどの商品にどう配分するかを決める書類(「確定拠出年金配分指定書」)が入っていましたが,SBI証券の場合は掛金の配分はウェブで後日決定する流れでした。

申込時は指定された情報を書き込んでいくことがほとんどですが,掛金の拠出方法は2つあり,給与天引きと個人払込(銀行口座からの振替)を選択できます。おすすめは個人払込です。

その理由は,

  • 事業所によっては,毎月拠出にしか対応しない(拠出月は2018年から自由に指定できるようになりました)
  • 掛金額変更手続きが楽(事業所を通す必要がない)
  • 転職時の手続きが楽
  • 個人払込でも自分で指定する銀行口座から自動引落されるので特に不便はありません。

※ただし,口座残高不足には注意! 追納はできません。

資料請求から商品購入まで,約3か月かかる

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資料に記入して毎月15日までに書類を提出すると,国民年金連合会にて書類の確認(審査)が行われます。翌月中旬に申し込み手続き完了の通知書が郵送され,口座の開設が完了します。その後,(個人払込の場合は)翌月の26日に掛金が引き落とされ,翌々月の中旬(掛金引き落としの13営業日後)に実際に商品運用開始となります。

節税と老後資産形成が一度にできることが魅力のiDeCoですが,商品購入までの手続きには結構時間がかかります。口座開設申込から商品購入するまで,およそ2~3か月を見込んでおくのがよいでしょう。

運用商品は信託報酬の低い株式,債券,リートなどのインデックスファンドをおすすめしますが,あらためてまとめたいと思います。

◆iDeCoの口座開設の際には掛金拠出方法も検討したいです。デフォルトではなく,ひと工夫で年間1000円以上もお得になります。その方法はこちら。

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